バスガイドら献血で医療応援

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ニュース, 医療, 新型コロナウイルス

 

・仕事がなくなったバス会社のバスガイドらが、献血を行い、医療を応援しています。
・企画したのは20代前半のバスガイドらで、献血の経験はこれまでに1回もありませんでした。
・献血は決して怖いものではないことを知り、それを伝えていきたいと意気込みを語っています。

 

北区のバス会社「東京ヤサカ観光バス」(豊島4)で20日、バスガイドや運転手ら従業員が献血した。新型コロナの影響で観光バスの利用者は激減、献血をする人も減少している。バスガイドが「バスは動かないが、社会貢献がしたい」と呼びかけ、約70人が協力した。  (砂上麻子)
 同社は観光バス百五十七台を有し、修学旅行など主に学校関係の団体旅行を取り扱っている。今年三月末以降、コロナの感染拡大で多くの修学旅行が中止になり、需要は前年比八割減まで落ち込んだ。バスガイドや運転手も自宅待機を余儀なくされている。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/44084

 

GoToキャンペーンで東京だけ除外となり、東京都内の運送業などは大きな打撃を受け、そこからの巻き返しが極めて厳しい状況です。そんな中で、とあるバス会社ではバスガイドなどが献血を行い、医療への貢献を行いました。

 

 

新型コロナウイルスの影響は、献血の現場で深刻な打撃を与えています。毎日のように輸血が必要とされ、献血によって確保する状況が続いていますが、大学などで行われる献血など、様々なところで展開されてきた献血バスの活動なども非常に厳しく、献血で血液を集めることが大変です。来てもらわないと献血はできませんし、感染が拡大している状況では少し勇気がいります。

このバス会社では、前年比8割減まで需要が減るなど、深刻な打撃を受け、従業員は自宅待機の状態を強いられます。医療従事者たちのためにできることはないかと思い立ったのが献血で、提案したのは20代前半のバスガイドたちでした。70人ほどが献血を終えましたが、提案したバスガイドたちも実はこれが初めての献血。献血の大切さ、献血に対するネガティブなイメージを払しょくするためにも、バスガイドの仕事を通じて、語っていってほしいですし、この動きが広まることを願います。