芸能人の独立が最近頻発している理由

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・ここ1年ほど、有名女優、有名タレントが芸能事務所を独立する動きが続いています。
・背景には、テレビの力が落ちてきたことと、ネットの台頭が考えられます。
・恋愛禁止などこれまでが前近代的であり、一連の流れは喜ばしいことです。

 

小泉今日子、菊池桃子、米倉涼子、柴咲コウ……このところ芸能事務所から独立したり、政治的なメッセージを積極的に発信する芸能人が増えている。

これまで芸能人と所属事務所の関係は絶対であり、円満に移籍できないと仕事に影響することも多かった。基本的に政治発言はタブーとされ、個人の意見を自由に言える環境ではなかったといってよい。こうした芸能界の慣習はここ数年で大きく変わりつつあるが、背景には何があるのだろうか。

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/9890425

 

ここ1年ほど、芸能人がこれまで所属していた芸能事務所を独立するケースが増えており、驚きが続いています。今までも芸能事務所からの独立がありましたが、半年間は芸能活動をしてはならないという暗黙の了解があるなど、独立するのも大変でした。それがここ1年で流れは大きく変わっています。

 

 

その流れが変わったきっかけはネットの存在です。これまでテレビによって莫大な広告料、視聴率などがあり、芸能事務所が強い時代が続きましたが、ネットの登場で大きく変わります。また、ネット配信のコンテンツが急増し、テレビよりもお金をかけてコンテンツが作られており、スポンサーに関係なく、自分の意思で仕事が選べるようになったことも背景にあります。

芸能事務所に入っているからと、好きなこともできない、自由に恋愛もできないなどのことは、どう考えても時代錯誤、前近代的です。ですので、一連の流れは支持します。一方、芸能人としての単価が下がり、より稼げる態勢を作らないといけない状況になり、取り残されないように必死になるタレントが多く出ることは間違いありません。いずれにしても、自由な活動ができることは喜ばしいことであるのは確かです。