レオパレス改修遅れに社長陳謝

カテゴリー
ニュース, 時事, 社長

 

・レオパレス21の株主総会において、施工不良を巡る改修が遅れていることについて、社長が陳謝しました。
・2019年に施工不良が明らかとなり、経営陣が刷新、創業家の後を継いだのが現在の社長です。
・経営陣が変わったにもかかわらず、改修が遅れているのは、本当に一新されているのかという不満の声も出ています。

 

賃貸アパート大手レオパレス21は22日、東京都内の本社で定時株主総会を開いた。宮尾文也社長は施工不良を受けた物件改修の遅れや、2期連続の大幅赤字となった2020年3月期決算について「深くおわび申し上げる」と陳謝した。株主からは改修遅れへの懸念や経営責任を問う声が上がった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072200825&g=eco

 

レオパレス21では株式総会が開催され、その席上でレオパレス21の社長が陳謝しました。2期連続で大幅な赤字を記録したことや、施工不良の物件を改修しなければならないところ、それが遅れていることに対して、株主から責任を問う声が挙がっていました。

 

 

レオパレス21は、1973年に設立され、現在のレオパレス21事業がスタートしたのは1985年です。レオパレス21では2019年に施行不備が発生したことで、創業者一族がメインだった経営陣を刷新することになり、社長が変わっています。株主の多くは外資系であるため、レオパレス21の動きの遅さに懸念の声が出ていても不思議ではありません。

テレビ番組でレオパレス21の件が取り上げられてから、今回の出来事につながっており、果たして体質は一新されたのかという疑念も、ユーザーの中にはあるのかもしれません。レオパレス21が本当に生まれ変わったのであれば、少なくとも施工不良の物件をすぐさま改修するはずです。それが時間がかかってなかなか前に進まないということが何を意味するのか、結局のところ、何も進化をせず、何も悪いと思っていなかったのではないかと思われても仕方ありません。