公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が毎年行う児童福祉の助成金事業をご紹介!

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日本各地で急増する子ども食堂。ネグレクトなど満足に食事をとることができない子どもが1人で足を運べて、ほとんどお金を出さなくてもお腹いっぱいのご飯を食べられるようにする場所として注目されています。

自治体も子ども食堂への支援を行う中、子ども食堂以外にも親からの虐待で毎日必死に生きる子どもたちのセーフティーネットとして機能する施設が数多くあります。こうした児童福祉に関する非営利法人に対し、毎年支援を行うのが公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団です。

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が行う助成事業とは

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団では毎年9月になると、「児童福祉に関する

活動費助成事業」への応募を始めます。「児童福祉に関する活動費助成事業」は、東京都で活動する非営利法人を対象に、教育や就業、自立支援を行う非営利法人をサポートし、心豊かに日常を過ごすほか、自立した生活を送れるようにしていくことを目的としています。

助成の上限は1応募で100万円までとされていますが、実際に助成してもらえる金額は、非営利法人の希望額を聞いた上で決められます。

子ども食堂1つをとってもお金がかかる

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が展開する児童福祉に関する活動費助成事業では子ども食堂なども対象となりますが、子ども食堂は何かとお金がかかります。本来食堂を経営するには、お客さんの飲食代が売上の大きな比重を占めますが、子ども食堂は時に無料で提供することになるため、飲食代をアテにすることができません。

しかも、子ども食堂は食材や調理器具なども必要であり、仮に食材を無償で提供してもらったとしてもそれを管理する冷蔵庫なども必要になります。もちろん人件費もかかるので、とにかくお金がかかるため、公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が行う助成事業は頼りにされるのです。

過去に助成を受けた団体とは

2018年からスタートした公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の「児童福祉に関する活動費助成事業」ですが、2022年に助成を受けた社会福祉法人ミッドナイトミッションのぞみ会はDV被害の女性の保護のほか、若い女性を対象にした児童自立援助ホームの運営を行っています。

近年女性に特化した支援を行う団体が増えており、社会福祉法人ミッドナイトミッションのぞみ会もその1つです。15歳から20歳までの女性が施設を利用し、施設から高校に通うこともできます。子ども食堂や女性に特化した支援など、児童福祉に関する活動は多岐にわたることがわかりますが、様々な支援に柔軟に対応しておくのが公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団です。

 

助成金の申請は以下URLより申込が可能です。

 

https://www.t1176foundation.or.jp/subsidy/