歩けば安くなる医療保険登場

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・歩けば歩くほど医療保険が割引される商品が発売されました。
・スマホに万歩計の機能が入っており、それを利用します。
・中国では100%割引になる制度もあり、日本でも期待されています。

 

 さまざまな情報を集めるテック企業が、力を入れてきているのがヘルスケアデータの領域だ。アップルはAppleWatchを通して歩数や心拍数などの情報を測定できるようにし、グーグルは2019年11月にウェアラブル企業の米Fitbitを買収する計画を発表した。こうした健康にかかわるデータは、次第にビジネスに活用されようとしている。

 

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2009/01/news039.html

 

万歩計を持たずしてスマホの中に歩数を測定できるシステムがあるなど、ヘルスケアに関するデータは誰しもが持っていて、それが商品になる時代です。このヘルスケアデータを最大限に活用した保険が登場しています。それが歩けば歩くほど保険料が安くなるという医療保険です。

 

 

この保険では歩数とBMI値によって保険料が割り引かれていきます。保険料が一切割り引かれない人の例を30代前半の男性でみるとBMI値が35以上で1000歩未満の人です。サラリーマンなどは少なくとも1000歩未満になる可能性は低いため、よほど太っていない限りは保険料の割引を結構得られます。

最大34%引きになっており、BMI値に関係なく、1万5000歩を歩く人であれば最大の割引率となります。この割引は単純にリスクによって決まっており、たくさん歩き、痩せている人ほど保険の支払いの可能性が低くなることが実証されているようです。中国では割引率が100%になるものも出ており、人気を集めています。そこまで大胆な医療保険が出ることを期待せずにはいられません。歩くモチベーションを高めさせてくれる医療保険であり、今後の動きに注目が集まります。